ご家庭と歯科医院との二人三脚が大切です
食べ物をしっかり咬みくだいて体内への栄養の吸収を助け、健康な体をつくる――健康な歯は、全身の健康の基盤になるものです。これから大きな成長を遂げるお子さんの歯、ずっと健康に守ってあげたいですよね。そのためには、ご家族と歯科医院との二人三脚が大切です。
八王子駅南口の歯医者、フェリシテ歯科クリニックの小児歯科では、お子さんの歯の健康を維持するためのさまざまなサポートを行っています。大切なお子さんの歯を、当院と一緒に守っていきましょう。
食生活のサポートからはじめます～食育～
食事は、「生きる」ことを支える重要なもの。子どものころからの食事の習慣が、一生の健康に大きな影響を与えるといっても過言ではありません。そこで当院では、お子さんが正しい「食生活」を送るためのサポートを行っています。
「食べる」ことや「咬む」こと、また選ぶ食べ物や食事のタイミングなど……。現在お子さんがどのような食生活を送っているのかを伺ったうえで、虫歯や歯周病の予防、また全身の健康づくりのために、適切な指導を行います。こういった食育も、お子さんの健やかな成長を支える、歯医者の役割の一つだと考えています。
できるだけメタルフリーの治療をおすすめします
虫歯治療では従来、金属の詰め物・被せ物、いわゆる銀歯が多く使われてきました。しかし銀歯は目立つだけでなく、経年によって溶け出し、イオン化して金属アレルギーの原因になったり、歯ぐきを黒ずませてしまったりするなど、さまざまなトラブルを招くことがわかってきました。
中でも金属アレルギーになると、お口の中に炎症などが起こるだけでなく、全身にも肌荒れや湿疹などの症状が現れます。こういったリスクを避けるために、近年では金属を用いない「メタルフリー治療」が選ばれるようになってきたのです。
当院では、成長真っただ中であるお子さんに、できるだけメタルフリー治療を選択していただきたいと考えています。お子さんに対するメタルフリー治療では、基本的にセラミックではなく、保険適用の白い素材を使用していますので費用についてのご心配は不要です。お子さんを金属による悪影響から守ってあげましょう。
～麻酔なしの治療を目指しています～
当院ではお子さんに対し、できるだけ麻酔なしで治療するよう努めています。お子さんの麻酔では、次のような問題が生じることがあるためです。
- 下顎に麻酔を行った場合、骨が薄いために大きな神経にまで麻酔が効き、下顎や唇まで広範囲で感覚がなくなることがあります。
- 麻酔が効いているうちに食事をすると、誤って唇を咬んでしまったり、もし傷ができても気がつかなかったりすることがあります。
- 咬んだ場所は、大きく腫れてしまうことがあります。感覚がないためくり返し咬んでしまうこともあり、腫れがひどくなります。
- 熱い飲み物を飲んでも温度がわからず、やけどをしてしまうことがあります。
- 麻酔が切れはじめるころ、かゆみや違和感を生じることがあります。さわったりひっかいたりすると、まだ感覚が鈍いために傷が大きくなってしまうことがあります。
当院ではこういったことを避けるために、できるだけ麻酔なしの治療に努めるほか、そもそも麻酔が必要になるような事態を招かないよう、予防処置に力を入れています。
正しい歯並びが虫歯や歯周病を防ぎます
歯並び・咬み合わせが乱れていると、食べカスが溜まりやすいうえに歯みがきがしにくいために、虫歯や歯周病を招きやすくなります。また、咬み合わせが悪いとだ液が分泌されにくくなり、本来だ液が持つ自浄作用が期待できなくなってしまいます。
正しい歯並び・咬み合わせは、健康なお口の基盤です。お子さんの歯並びや咬み合わせに乱れが見られる場合には、適切な治療で正しく導いてあげましょう。
歯科医院で行う予防処置
当院では、次のような専門的な予防処置を行うことで、お子さんの歯を虫歯や歯周病から守ります。
歯みがき指導
予防の基本は、毎日の歯みがき。正しく歯がみがけるよう、一人ひとりの年齢やお口の状況に合った歯みがきの方法を指導します。親御さんにも、歯ブラシの選び方や仕上げみがきのポイントなどをお教えします。
フッ素塗布
フッ素は、歯の表面に塗ることで、歯質を強くし虫歯への抵抗を高める力を持っています。当院では来院されたお子さんに、無料でフッ素塗布を行っています。定期的に受け、予防効果を高めましょう。
シーラント
奥歯には深く複雑な溝があるため、食べカスが溜まりやすく、虫歯になりやすくなっています。そこで、行う処置がシーラントです。あらかじめ奥歯の溝をレジン（歯科用プラスチック）で埋め、虫歯を予防します。
