虫歯治療

痛みを感じたら症状は進行しています

痛みを感じたら症状は進行しています

虫歯とは、プラーク(歯垢)の主体である虫歯菌が、食べ物のカスに含まれる糖分をエサにして酸を作り出し、歯を溶かす病気。多くの方が「罹ったことのある」身近な病気と言えるかもしれません。初期の虫歯ではほとんど自覚症状がないため、痛みなどを感じたときにはすでにある程度まで進行してしまっています。そのため、早めの治療が肝心。少しでも「異変」に気づいたら、八王子駅南口の歯医者、フェリシテ歯科クリニックまでご相談ください。

当院では必要最低限しか削りません

当院では必要最低限しか削りません

日本では従来、「虫歯になったら削る」という概念と治療が当然のように行われてきました。しかし安易に歯を削ることで、お口の環境は少しずつ悪化してしまいます。

そこで当院では、「できるだけ自分の歯を残す」ことに重きをおいた「MI(ミニマルインターベンション)」の考えを元に、「必要最小限しか削らない虫歯治療」を行っています。 (Mm J, et.al. Minimal intervention dentistry - a new frontier in clinical dentistry, J Clin Diagn Res. 2014 Jul;8(7)
そのポイントは次のとおりです。

  • ごく初期の虫歯は、再石灰化を促すことで治癒に導くこと
  • お口の中の虫歯菌を減らし、進行を防ぐこと
  • 歯を削る量は必要最小限に抑えること
  • 定期的なチェックで補修・充填を心がけること
  • メインテナンスを徹底し、再発を予防すること

このように、長期にわたって歯を残すことを追求するのが「MI」の考えです。当院ではこの考えを元に、長期的観点からの虫歯治療をご提供します。

歯の着色は正しい歯みがきで解消できる場合がほとんどです
歯の着色は正しい歯みがきで解消できる場合がほとんどです

虫歯予防の基本となるのが、毎日の正しい歯みがきです。きちんとみがけていれば、歯の着色を予防できます。正しい歯みがきのポイントを見直してみましょう。

  • 歯ブラシは、みがきたい部分に当てる事が基本です。毛先が開いてしまうと正しくみがけないため、歯ブラシは1ヶ月程度を目安に交換しましょう。
  • 歯ブラシは力を入れすぎないよう注意して、やさしく細かく動かしましょう。歯を1本1本みがくイメージが大切です。
  • 歯みがき粉をたくさんつけると、それだけでお口がすっきりした気分になってしまいます。きちんとみがけていなければ汚れは落ちないため、つけすぎないようにしましょう。

歯の大事な役割をご存知ですか?

歯の大事な役割をご存知ですか?

歯には「食べ物を咬みくだく」こと以外にも、実は他にもっとたくさんの大切な役割があります。虫歯を悪化させた結果、歯を失ってしまい、初めてその大切さを思い知った……ということにならないよう、しっかり理解しておきましょう。

咬むことで砂利や骨などの異物を察知し、それらが体内に入るのを防ぎます。 舌の位置や空気がもれる量などを調整し、正しい発音を助けます。 しっかり咬み合わせることで顔の筋肉が鍛えられ、豊かな表情をつくります。
正しく整った歯並びは、バランスのよい顔つきをつくります。 歯ごたえ、咬みごたえなどを感じることで味覚を助け、食事をより楽しくします。 奥歯をしっかり咬みしめることで、スポーツなどの場で瞬発力が発揮されます。

治療後のよい状態を保つために

治療後のよい状態を保つために

一旦治療が終われば、それですべて終了……と思われている方も少なくありません。しかしむしろ、重要なのはそこから。なぜならお口の中は常に変化しており、ほうっておけば再び虫歯ができてしまうからです。

当院では治療後のよい状態を保つために、定期検診・メインテナンスをご案内しています。ご自宅での正しい歯みがきの継続に加え、歯科医院での専門的なチェック・予防処置を受けることで、治療をくり返す悪循環から卒業しましょう。

虫歯にならないためには、日々の予防が大切です。予防についてくわしくはこちらをご覧ください。